【イベントレポート】少人数だからこそ、深く、じっくりと日光の未来を語る時間 |うず・うずカイギ#19

こんにちは!
スマートワークライフ#Nikko(通称:スマ日)で活動しているJHです。
2026年1月28日、第19回目となる「うず・うず カイギ」を開催しました。
今回のテーマは、「日光市を活性化させるための施策やアイディアを皆で考える」です。
本日の講師は、モグローカルのリッキーさんが務めました。通常は15名程度の参加者が集まるイベントですが、この日は参加者3名による、比較的小規模な開催となりました。
参加者は、島根県への移住を予定しているノマドワーカー、都内のクリエイティブ団体の責任者、カメラマンとして活躍されている方です。
それぞれ異なる立場や職業の方々が、同じテーブルを囲み、主催者であるモグローカルのリッキーさんおよび木藤さんとともに、意見を交わしました。
結果として、この少人数という規模が、一人ひとりの考えや思いを丁寧に共有できる、非常に密度の高い時間を生み出すこととなりました。
イベント概要と当日の流れ
- 開催日:2025年1月28日(水)
- 主催:スマートワークライフ#Nikko
- 目的:日光市を活性化させるための施策やアイディアを皆で考えよう
- 場所:ゲストハウス木と枝(日光市今市1128-1)
アイスブレイク:お互いを知る時間
うず・うず カイギの冒頭では、参加者同士がお互いを知ることを目的としたアイスブレイクの時間を設けました。
テーマは「今後やってみたい趣味」で、一人あたり2〜3分程度ずつ発表していただきました。

- ノマドワーカーの方:トレイルランに挑戦してみたい
(なお、当日は参加者のうち3名がマラソン好きという共通点もありました) - リッキーさん(主催者):音楽を好きな方々が集まるイベントを開催してみたい
- クリエイティブ団体責任者の方:AI分野に強い関心があり、今後さらに学びを深めていきたい
- 写真家の方:編み物の出店を目標に、現在準備を進めている
- 木藤さん(主催者):狩猟を極めたいという目標を持っている
趣味に関する発表でしたが、いずれも日光という地域と結びつけた際の可能性を感じさせる内容であり、自然と場の雰囲気が和らいでいきました。
日光市の地域課題についての共有
続いて、導入として、日光市が抱える地域課題について共有を行いました。
リッキーさんがスライドを用いて、人口減少や空き店舗の増加、観光地としての側面と生活の場としての側面の乖離などについて説明しました。

スライドに掲載された写真を見ながら、参加者の皆様とともに、既知の課題をあらためて整理する時間となりました。
その中で話題に上がったのが、空き店舗対策です。
単に空間を活用することを目的とするのではなく、「誰が、どのような形で、継続的に関わることができるのか」という視点が重要であるという意見が共有されました。
ここでは、熱海市の事例についても触れました。
| 継続が難しかった事例 | 個性的で魅力的な人々が集うカフェが 約5年間運営されていたものの、 最終的には収益面の課題により閉店に至った事例。 |
|---|---|
| 成功事例 | 鍵を開けなければ入店できない仕組みを持つカフェで、 地域住民を巻き込みながら関係性を構築し、 継続的に運営されているIターンの好例。 |
これらの事例を通じて、「人が集まること」自体が目的ではなく、継続可能な仕組みづくりの重要性が参加者間で共有されました。
メインワーク:「日光でやりたいこと」宣言
続いて、メインワークとして「日光で、これをやりたい」という宣言タイムを設けました。
各自3分間、自身の考えを整理し、アイディアを次のように発表しました。

木藤さん
薪を用意し、大規模なキャンプファイヤーを実施したい。
あわせて、チェーンソー体験やジビエ料理体験など、自然資源を活かした企画を提案されました。
クリエイティブ団体責任者の方
日光市と港区を結ぶイベントを開催したいという構想が示されました。
長野県で実施されている「おためし長野」や、島根県紹介イベントの経験を踏まえ、 次は日光版の取組を実現したいとのことでした。
また、AI関連セミナーを日光で開催する可能性や、よりグローバルな連携についても意見が交わされました。
このほか、 子ども向けの科学と手品を組み合わせたイベント、地域プレイヤーと高校生をつなぐツアー、 地方に関心を持つ方々を対象とした日光ツアーなど、 多様なアイディアが共有されました。
危機意識と前向きな姿勢
会の終盤では、「日光市は消滅可能性都市に分類されている」という現状についても触れられました。
だからこそ、地域を盛り上げていくための行動が必要であるという認識が、参加者間で共有されました。
一方で、会全体を通じて悲観的な雰囲気はなく、 「自分には何ができるのか」
「まずは小さく始められることは何か」 といった前向きな問いが多く聞かれました。
少人数開催だからこそ得られたもの

今回の「うず・うず カイギ #19」を振り返り、特に印象的だったのは、少人数開催ならではのアットホームな雰囲気です。
和やかな空気の中で意見を交わしつつも、一人ひとりが安心して自身の考えを共有できる場となりました。
明確な答えを導き出す場ではなく、今後も考え続け、行動していく仲間の存在を確認する時間であったと感じております。
うず・うずと、確実に地域への想いが動き出している。
そのような手応えを残した、「うず・うず カイギ #19」となりました。



