【イベントレポート】課題からサービス化へ繋げるための思考法|うず・うずカイギ#16

〜「課題」から「サービス」へ。想いを形にする一歩〜
こんにちは!スマートワークライフ#Nikko(スマ日)で活動しているJHです。
心地よい秋風が吹き抜ける日光で、「うず・うず カイギ #16」が9月21日に開催されました。
今回のテーマは、「目標:課題からサービス化に繋がる方法」。
久しぶりの参加となりましたが、会場には変わらず温かく前向きな空気が流れており、地域で挑戦を続ける皆さんや、県外からのリピーターさんとの再会に、自然と気持ちが引き締まりました。
「考えているビジネスを、どうすれば新しいサービスとして形にできるのか?」
そんな問いを共有しながら、笑顔と対話があふれる時間となりました。
うず・うず カイギ#16とは?
「うずうず」とは、何かしたい・動きたいという前向きなエネルギー。
うず・うず カイギは、その気持ちを持つ人たちが集まり、 対話や学びを通して一歩を踏み出すきっかけをつくる場です。
今回のメイン講師は、株式会社モグローカルさんのブレーン役でもあるリッキーさんでした。

リピーターの参加者も増え、「うず・うず カイギって楽しい!ためになる!」という声も多く聞かれます。 少しずつ地域の中に、ポジティブな空気が広がり、「また参加したい」と思う人が増えているのを感じます。
アイスブレイキング:「伝える力」を試す!
最初のワークは、ペアを組んで行う“伝達ゲーム”。出題者が見本の絵を言葉だけで説明し、 相手がその説明を頼りに絵を描いて当てるというものです。
相手は答えを知らないため、言葉の選び方や表現力が試されます。「絵が上手!」「ちょっと違うかも!」など、笑い声が絶えません。

全問正解したペアもあれば、まったく違う絵になってしまったペアも。
それでも皆さんが笑顔で盛り上がり、初対面とは思えないほど自然に会話が弾みました。
このワークを通して感じたのは、「伝えることの難しさと面白さ」。
頭の中にあるアイデアを他人に伝える。その最初の壁を、 遊びながら体感できた貴重な時間でした。
学び①:リーンキャンバスを使って考える
リーンキャンバスとは、新しい事業やサービスを第三者に分かりやすく伝えるためのフレームワークです。
ビジネスアイデアを「課題」「顧客」「解決策」「独自価値提案」などの項目に整理していくことで、自分が本当にやりたいことが自然とクリアになっていきます。
本来はスタートアップなどで新規事業の立ち上げ時に活用されるシートですが、今回はその考え方を知ることで、自分のアイデアを俯瞰的に見つめ直すきっかけとなりました。参加者の皆さんはそれぞれのペースで理解を深め、会場には学びと創造のエネルギーが広がり、充実した時間が流れていました。リッキーさんの丁寧な解説にうなずきながらメモを取る姿も多く見られ、次の一歩へとつながるヒントを得られた様子でした。
「頭の中が整理されて、次に何をすればいいのかが見えた」という前向きな声が多く聞かれ、会場全体が活気に包まれていました。
学び②:エレベーターピッチを学ぶ
続いて紹介されたのが「エレベーターピッチ」。エレベーターに乗っているような短い時間(約30秒〜1分)で、自分のアイデアや想いを的確に伝える練習です。
SNSで発信する時や、協力者に出会った時にも役立つスキルで、「短く、でも印象的に伝える」コツを実践的に学びました。

短い言葉で伝える難しさを体感しながらも、参加者の皆さんはそれぞれに「伝え方のポイント」や「自分らしい表現」を見つけ出していく様子が印象的でした。シンプルな言葉の中に想いを込める大切さを実感されたようです。
まとめ:「準備を間違えなければ、山は必ず登れる」
講師のリッキーさんのラストメッセージが心に残りました。
「準備を間違えなければ、山は必ず登れる。」
自分がやりたいことを明確にし、 調べるべきことをきちんと押さえる。
その積み重ねが、課題を“サービス”へと変える力になる。
地域の課題解決も、ビジネスの挑戦も同じ。
一歩ずつ登る過程こそが、自分自身の成長につながるのだと感じました。
今市・相生町で、日光市長とカジュアル交流!
今回の会場は、今市・相生町の公民館で交流会を行いました。
なんとアットホームな雰囲気の中で、市長も参加され、
「こうやってこじんまりと、ざっくばらんに集まるのは初めてですね」
と語りかけてくださいました。
地域の現状や課題について率直に意見を交わせる貴重な時間となり、まちに新しいつながりと気づきが生まれた瞬間でもありました。

次回に向けて
「うず・うず カイギ」は、誰かの成功談をただ聞く場所ではありません。セミナーや交流会の“うず”の中から生まれるエネルギーを、実際の行動へとつなげる場です。
一人の小さな想いが、やがて仲間を巻き込み、そして地域を動かしていく。そんな力強い循環を感じられるのが、この時間の魅力です。
次回もまた、この”うず”の中で新しい出会いや気づきが生まれることを願っています。一緒に「うずうず」を巻き起こしながら、日光をさらに盛り上げていきましょう!
次回のご参加を心よりお待ちしています。



