【イベントレポート】オンラインで全国各地の参加者と交流!|うず・うずカイギ#10 –「地域 × 私」

スマートワークライフ#Nikko(スマ日)が主催する交流イベント「うず・うずカイギ#10」が、2025年2月13日にオンラインで開催されました。
今回は「地域×私」というテーマのもと、全国各地から約40名の参加者が集い、それぞれの地域での取組や想いを共有しました。
このイベントでは、地域活性化の事例紹介や、日光を拠点に活動する人々による、そして地域を超えた活動に焦点を当て、活発な議論が繰り広げられました。
司会進行は株式会社モグローカルの木藤利栄子さんと日本ワーケーション協会の入江真太郎さんが務め、スムーズで熱量の高いセッションとなりました。
- 「うず・うず カイギとは」オープニング(18:00開始)
- 日光エリアのメンバーによる地域活性化の事例紹介
- 他エリアの参加者による活動プレゼンテーション
- グループごとの意見交換会
- 全体シェアタイム
日光市メンバーの取組紹介

日光エリアからは、地域で活躍する3名がプレゼンテーションを行いました。
小野崎一さん(新関東観光株式会社)
足尾地域の豊かな資源を活かし、温泉宿の管理運営時には、森林復旧から養蜂への展開を図るなど、持続可能な地域づくりに挑戦されました。現在も足尾地域のまちづくりに取り組んでいます。
山本仁一郎 さん(四代目徳次郎)
日光の自然を活かした天然氷作りをメインに、メープルシロップ採取や森林整備を通じたエコツーリズムにも力を入れています。マウンテンバイクやアイスクライミングなどのアクティビティも企画し、人と森が共生する環境づくりを推進中です。
江田加奈枝さん(株式会社モグローカル)
日光の地域活性を目的に、司会進行の木藤さんとともにモグローカルを立ち上げ。地域の課題解決やイベント企画、ゲストハウスの立ち上げ(計画中)など、多岐にわたるプロジェクトを展開しています。
三者とも、地域課題に正面から向き合い、それぞれの視点で解決に取り組まれている姿が印象的でした。彼らの活動から、多くの学びと刺激を得ることができました。
他エリアからの事例紹介

日光以外の地域からも、ユニークな取り組みが紹介されました。
手塚将之さん(有限会社手塚商店/栃木県)
観光拠点づくりやイベント企画を手掛け、「ミツモチ小学校 Gacco Camp」プロジェクトでは、廃校を活用したキャンプ場・法人研修施設の運営を開始。1年で利用者数2,500人を達成するなど、大きな成果を上げています。
今野浩紹さん(株式会社かすみがうらFC/茨城県)
歴史ある古民家を改修し、宿泊施設「水郷園」を運営。ワーケーションの拠点として活用し、地域の魅力を発信。また、地元フルーツを使ったマイクロブルワリー運営など、食と観光の力を生かした取り組みを推進しています。
中村容さん(ライト・キャリア・ガーデン/神奈川県)
スマートワークライフ#Nikkoと連携し、「日光版フォルケホイスコーレ開校プロジェクト」を推進。地域と学びの場をつなぐ新たな取組について語られました。
交流会で深まるつながり

プレゼンテーションの後は、参加者同士の交流タイム。グループに分かれて自己紹介や「地域×私」についての意見交換を行いました。
30分間の交流タイムは、2回のグループ分けで実施。
初対面の参加者同士でも話が弾み、「もっと時間が欲しかった!」との声が多数上がるほど盛り上がりました。オンラインでも深い対話が生まれる機会となりました。
まとめ
日光を飛び越え、全国の地域活性化に取り組む人々とつながることができる「うず・うず カイギ」。
今回は、各地で活動するプレイヤーの話を直接聞くことができ、新たな気づきや刺激を得る貴重な機会となりました。
地域の未来を切り拓く仲間とともに、自分にできることを考える。そんなきっかけを与えてくれるイベントに、今後も積極的に参加していきたいと感じました。