【日光で活躍する人】小松 乙女さん(縁 -yukari- 代表)
デザインと行動力で、日光を若者が主役のまちに
今回は、日光在住のフリーランスデザイナーであり、まちおこし団体「NiT(Nikko illuminate Tomorrow)」の代表を務める小松乙女さんをご紹介します。デザインを通じた課題解決と地域の未来を切り開く彼女の多彩な活動に注目です!
自己紹介と現在の活動について教えてください。
はじめまして、小松乙女です。現在は「縁 -yukari-」というデザイン事業を運営しており、ロゴやWebサイト、印刷物などの制作を通じて、お客様の課題や困りごとを解決するお手伝いをしています。「デザインを超えた解決策」を提案することを心がけ、お客様に寄り添うことを大切にしています。
また、日光市を拠点にした若者のまちおこし団体「NiT」の代表も務めています。「NiT」という名前には「Nikko illuminate Tomorrow=日光の明日を明るく彩る・包み込む」という思いが込められています。大学生のときに仲間と設立し、現在は子どもたち向けの科学雑誌「イマイチ大学」や、空き家改修プロジェクト「つむつむハウス」などを運営しています。
日光の課題についてどのように考えていますか?
日光には魅力的なお店や宿泊施設がたくさんありますが、その魅力が上手に発信されていないと感じることが多いです。特に山間地域では、情報発信に対するリテラシーが不足していて、基盤がまだ整っていないのではないかと思います。デザインを通じて、そういった課題を解決するお手伝いをしたいと思っています。
また、日光には若者が非常に少ないことも課題です。人口が減少している中で、「日光で仕事がない」という誤解が広がっている部分もあります。実際は働く場所はあるし、人手が足りないくらいなんです。私たちの活動を通じて、地元での仕事や暮らしの可能性を伝え、若い人たちが戻ってきたくなる日光を目指したいです。
NiTではどのような活動をされていますか?
NiTでは「地域の未来を育てる」というテーマで、さまざまな取り組みを行っています。たとえば、小中高生向けの科学雑誌「イマイチ大学」を制作しています。これを通じて、子どもたちに「こんな仕事があるんだ」「こんな大人がいるんだ」と地元の可能性を感じてもらいたいと思っています。
もう一つは「つむつむハウス」というプロジェクトで、空き家を改修し、実際に地域の人たちが使える場を作っています。このように実践的な場を提供し、若者が地域の課題解決に参加するきっかけを作りたいと考えています。
最後に、日光や小松さんの活動に興味がある方へメッセージをお願いします!
日光は、魅力がいっぱい詰まっている場所です。ただ、その魅力がまだ知られていない部分も多いので、私の活動を通じて一緒に発見していただけたら嬉しいです。「縁 -yukari-」では、デザインを通じて課題解決のお手伝いをしていますし、NiTでは若者が地域に関わる場を作っています。
日光で何かやってみたい、挑戦したいという方は、ぜひ気軽に声をかけてください。一緒に、日光の明日を明るく彩っていきましょう!
小松乙女さんの活動は、日光の課題をデザインと若者の力で解決し、地域の未来を切り開いています。日光で新しい可能性を見つけたい方、ぜひ小松さんの活動に触れてみてください!