【日光で活躍する人】狐塚 崇宏(株式会社SMYLH 代表取締役)
旧校舎から生まれる、学びと笑顔のプロデューサー
今回の「日光で活躍する人」では、旧野口小学校の建物を活用した「スマイルクラブ野口」を運営されている、株式会社SMYLHの代表・狐塚崇宏さんをご紹介します。学びとスポーツを通じて地域を盛り上げながら、訪れる人々に日光のローカルな魅力を体感させる場を提供する狐塚さんの熱い想いに迫ります!
「スマイルクラブ野口」について教えてください。
スマイルクラブ野口は、旧野口小学校の建物を活用した多機能型施設です。ここでは、子どもたちが習い事をしたり、遊んだりできる場所を提供すると同時に、お父さんやお母さんがその時間にお仕事をするためのコワーキングスペースも整備しています。学校という場所の特徴を活かし、地域の自然と歴史を感じながら働ける特別な空間を作りたいと思い、この施設を立ち上げました。
今年で150周年を迎える歴史ある学校ですが、春には桜、秋にはイチョウが彩る美しい景色が広がるんです。この四季折々の自然を感じながら、理科室や教室を現代風にリノベーションしたエリアで仕事ができるのが、この施設の魅力のひとつですね。
地域と訪れる人々がつながる場を目指しているとのことですが、どのような取り組みをされていますか?
日光は観光地として非常に有名ですが、最近では観光地を巡るだけでなく、「日光に住んでいる人たちのライフスタイルを感じたい」と考える方も増えています。スマイルクラブ野口がある野口地区は、田んぼや山に囲まれた自然豊かな場所で、地域の生活がそのまま根付いています。
そのため、観光客の方に「日光らしい生活」を体感してもらえるような環境を整えています。たとえば、リノベーションした理科室をコワーキングエリアとして提供したり、屋上での飲食体験スペースを設けたりと、旧小学校ならではの建物の隅々を活用しています。
施設運営の中で大切にしていることは何ですか?
私たちは「栃木県日光市から世界へ!学びとスポーツでみんなの未来を輝かせる!」というビジョンを掲げています。そのため、施設の運営を通じて「地域と外部をつなぐ架け橋」になることを大切にしています。特にこの施設では、子どもたちが楽しむ環境と大人が仕事をする環境を融合させて、「多世代交流」が自然と生まれる場を目指しています。
また、訪れる方々には観光地としての日光だけでなく、日光の「日常」を体験していただきたいと思っています。地域の人々と交流しながら、その土地で暮らすように過ごせる場を提供することで、訪れる人の中に新たな視点や発見が生まれるといいなと思っています。
最後に、日光やスマイルクラブ野口に興味がある方へメッセージをお願いします!
スマイルクラブ野口は、地域の自然や生活を肌で感じながら、仕事や交流ができる特別な場所です。旧野口小学校の校舎を活用した他にはない空間で、新しい発見やつながりを見つけてください!
日光で「ローカル」を感じたい方や、普段とは一味違ったワーケーションを楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください。皆さんをお待ちしています!
狐塚崇宏さんの活動は、地域の可能性を広げ、日光の新たな魅力を発信し続けています。
日光で特別な体験をしてみたい方、ぜひ「スマイルクラブ野口」へ!