【イベントレポート】日光で生まれる新しい挑戦!プロジェクト発表 & 試食会レポート|うずうずDays日光
みなさん、こんにちは!
スマートワークライフ#Nikkoの最高な交流会モーメンツを発信するJHです!
去年から「うず・うずカイギ」に参加しているJH。これまで、日光で新しいことにチャレンジしたい個人や事業者たちと出会ってきました。そして今回、そのみんなで重ねてきた声が形となるプレゼン会「うずうずDays日光」が開催されました!
このイベントは、9月20日~9月22日の3日間にわたり実施され、メインイベントが行われたのは9月21日。その前日の20日には参加者同士の交流を深めるための飲み会が開催され、士気を高める場となりました。

JHもその飲み会に参加したかったのですが、スケジュールの都合上参加できず…。本当に残念でした。とはいえ、醍醐味であるメインイベントの21日にはしっかりジョインしています。
「うずうずDays日光」の主力メンバー
今回のイベントでプレゼンを行ったプロジェクトリーダーたちをご紹介します!
- 鷲頭勇弥さん (勇庵・代表)- 日光の新しいお土産開発プロジェクト
- 岩本淳さん (mekke 日光郷土センター・館長)- NIKKO SAKE GARDENプロジェクト
- 中村容さん (ライト・キャリア・ガーデン代表)- 日光版フォルケホイスコーレプロジェクト
さまざまな経験や知識を持つ、有志がそろっていて、ワクワクしますね!!
また、ゲストスピーカーとして 一般社団法人ロンド代表理事の金子晃輝さんをお迎えしました!
金子さんは秋田県にかほ市で 地域資源を活かした持続的なまちづくりを目的とし、2021年4月に一般社団法人ロンドを設立。地域活性化の最前線で活躍されているプロフェッショナルです。
さらに、スマ日のネットワークから生まれたプロジェクトとして、伊澤義満さん(有限会社大津屋・代表)による日光頂鱒鮨(にっこういただきますずし)試食会 も実施されました。
「うずうずDays日光」の内容
9月21日のメインイベントは、以下のスケジュールで進行しました。
13時~15時
うず・うずカイギオープンセッション~様々な人を巻き込んで新規事業を立ち上げるには?~
ゲスト:金子晃輝さん
15時~16時30分
1.大人のための人生学校(日光版フォルケホイスコーレ)開校をみんなで考える会
2.日光頂鱒鮨 冷凍寿司の試食会
16時~19時
1.SAKE GARDEN
2.日光の新しいお土産試食会(日光の新名物のアイデア3品)
金子さんのプレゼンテーションは、秋田県のにかほ市で培ったまちづくり関連の経験がベースになっていました。
まちづくりビジネスに興味のある参加者に向けて、120枚以上という大量のプレゼンスライドを使いつつ自分の考えやノウハウをプレゼンテーション。貴重なお話にどんどん魅了されていく参加者の様子がうかがえました。
金子さんのお話のひとつは、瓶詰めした日本酒を現役で稼働している漁船の中で保管するプロジェクトのこと。
あえて揺れの多い船内に置くことで、まろやかに美味しく熟成させようというコンセプトの日本酒です。ただ飲むだけの日本酒ではなく、体験型の観光コンテンツとしてつくられました。
完成した漁船酒は「madara」と命名。酸味とコクを感じながらも、まろやかな味に仕上がっています。アルコール感や苦味による角がなくて飲みやすく、それでいて飲みごたえがあると好評でした。
この日本酒についての詳しい話は「26歳と535歳がつなぐ手と手。漁船酒madaraに詰め込むにかほ市の歴史と未来」で紹介されているため、興味がある方はぜひお読みください。
さらに、SNSで話題になった「漁師図鑑」の話なども交えながら、まちおこしの実行および管理のやり方をリアルな経験を通して話してくださいました。ときには失敗談も語っていただき、現実味のあるお話でした。
ちなみに「漁師図鑑」とは、「漁業の魅力をもっと知ってほしい!」という想いのもとで作られたにかほ市で活躍する漁師と、漁業の魅力をぎゅっと凝縮した図鑑です。
「漁師図鑑」のサイトも作られているため、ぜひ参考にしてください。
「うずうずDays日光」の感想

それでは、イベントに参加した僕の感想を紹介しますね。
【金子さんのトークイベントについて】
日光ではなく、秋田県のまちづくりについて、熱心にお話している様子が魅力的に感じました。もちろん内容も興味深いものですが、力溢れる話し方が印象的で、うず・うずカイギの撮影に集中しながらも話がすんなりと入ってきました。
とくにオフラインのプレス会見を利用した情報発信や、洗練されたウェブサイトを通した積極的なソーシャルメディア上でのアピールが成功に導いた話が、戦略的ですごいなと思いました。
【鷲頭さんの日光の新しいお土産開発プロジェクトについて】
実は、鷲頭さんは、JHが日光で会社員として働いていたときの同僚なのですが、当時は部署が違うため、あまり話す機会がありませんでした。このうず・うずカイギを通して鷲頭さんが「日光のために新しいお土産を開発したい」という熱い想いを持っていることを知りました。
その想いを実現するために、ほとんど毎回うず・うずカイギに参加し、いろんな方と触れ合い、今回の試食会を実行するに至りました。こんなにも「熱い男」だということに気づいてびっくりしたのが正直な感想です。
今回、販売されているサンプルを購入して食べたのですが、お世辞抜きで日光駅周辺で売っても違和感ないぐらい、とてもおいしかったです。
特に廃棄せざるを得ない残りの湯葉を使用した「湯葉入りチョコ餅」は、日光ならではのデザートであり、環境にも配慮した素敵なアイデアだと思いました。

【岩本さんのNIKKO SAKE GARDENプロジェクトについて】
NIKKO SAKE GARDENプロジェクトは、mekke日光郷土センターの広場にキッチンカーや出店が集まり、地ビールをはじめとするSAKEやフードを提供するイベント。
NIKKO SAKE GARDENプロジェクトの目的は、「日光市民が夜に集まり、交流しながら楽しい時間を過ごせる場をつくること」と「寂しいといわれる日光の夜を盛り上げること」の2つです。
全体的には、キッチンカーやブースで購入した地酒や地ビールを広場で飲むスタイルでした。しかし、当日はあいにくの雨。雨が降っていることもあり、人が集まりにくい状況でした。
ところが、協力会社さんや飲食店の関係者たちが、参加者たちにはもちろん、通りすがりの観光客たちに日光のお酒を味わってもらうように声をかけており、じわじわと盛り上がっていたのではないかなと思います。
外国の観光客の方々が興味深そうに売り場をのぞいていたので、次回は誰でも入りやすい雰囲気作りをしたらよいかな、と思いました。
たとえば、スタンド看板を立てると、どんなイベントが開催されているかわかりやすくてよいかもしれません。まだまだもっとよくなりそうで、ワクワク感があります!

【中村さんの日光版フォルケホイスコーレ開校プロジェクトについて】
フォルケホイスコーレとは、「大人のための人生学校」という意味で、民主主義的な思想を大切にする環境の中、興味の向くまま幅広い分野を学ぶことができる教育機関のこと。
その日光版のフォルケホイスコーレプロジェクトは、ライト・キャリア・ガーデンの中村さんと清野さんが日光でセミナーやワークショップの開催をしながら、日光で実現できないかとずっと思い描いていたものです。
それがこの「うずうずDays日光」という特別なイベントで、より踏み込んだ形で、新しい参加者、そして中村さんと清野さんだけではなく、北海道にいるライト・キャリア・ガーデンのメンバーたちもオンラインでも加わって、幅広く議論できていたのが、大きな進歩だと思いました。
来年度はどのように発展して、スマ日がフォローできるのか、とても期待しながら楽しみにしています。

【日光頂鱒鮨(にっこういただきますずし) 冷凍寿司の試食会について】
日光頂鱒鮨 冷凍寿司の試食会は、特殊冷凍技術などを使った鱒鮨を実際に披露し、参加者たちに試食してもらうことにより、意見をヒアリングするもの。
目的は、日光のブランド鱒「頂鱒」を美味しい鱒にして新名物として広め、江戸前の心意気と日光の食の魅力を多くの人に伝えること。
スケジュールの都合上、僕は5分ぐらいしか試食会の場に居られず、お寿司を口にできなかったので、詳細なコメントは控えますが、観光協会の職員さんもブースに立ち寄って、鱒鮨を体験されていたので、ブランド鱒の味を新しい形で届けたいという想いは実現できたと思います。
そして、東京のスーパーマーケットでいつか鱒ブランドを見てみたいと思いました!
「うずうずDays日光」のまとめ
うず・うずカイギでプレゼンされた内容が一部、形となってよかったと思います。机上の空論で終わらず、形にして実行するのは実に大変ですので、本当にすごいと思いました。
また、別メンバーが検討し、進めている新しいプロジェクトたちのデビューも楽しみです!
プロモーション班として、初期段階からスマートワークライフ#Nikkoに関わっていく様子を映像や記事という形でも残せて嬉しく思います。
そして今後も、もっといろんな方々の活躍の様子と、スマ日の成長していく姿をおさめていきたいです。