デジタル相談コンシェルジュ・インタビュー | 谷澤めぐみさん

こんにちは!スマートワークライフ#Nikko(スマ日)のJHです。
今回は、スマートワークライフ#Nikkoの「関係案内所」でコンシェルジュを務め、SW²P(スワップ)NIKKOのメンバーとして活動している 谷澤めぐみ(やざわ・めぐみ)さんにお話を伺いました。
「なぜ東京から日光へ?」
「日光での暮らしってどんな感じ?」
気になるリアルを、できるだけそのまま言葉としてまとめました。
普段はどんな活動をしていますか?SW²P NIKKOではどんな役割ですか?
「SW²P NIKKOでは、運営メンバーの一人として活動しています。SNSの発信や文章を書くことを通して、活動の様子や日光の魅力を届けています。」

「“イベントをやって終わり”ではなく、続いていくコミュニティにしたいので、どうすれば持続できるか、どんな仕組みが必要か、裏側のこともたくさん考えています。
個人としては、地域情報を発信するライターをやったり、神社で訪問者の撮影をしたり、リモートで電話オペレーターをしたり。最近はまちづくり会社 “モグローカル”の広報として、取材やSNS発信にも携わっています。
日光で暮らしながら、興味のあることを組み合わせて働けるのが、自分にとって心地いい働き方だと感じています。ひとつの職種に自分を固定しない働き方が好きなんです。」
日光に移住しようと思ったきっかけは?
「東京に住んでいた頃、5年ほど前に“オンラインで仕事ができるようになった”という大きな変化が起きました。『住む場所を選べるなら、どこがいいだろう?』と自分に問い直した時、なぜか“日光”が浮かんできたんです。すごく直感的でした。」

「もちろん、興味のある土地ではありました。歴史的に外国人を受け入れてきた背景、オープンな気質、格式と深みのある文化。その“懐の深さみたいなもの”に惹かれました。
実際に移住して、今は日光で働きながら文章を書く身なので、東京にいた時の視点と、移住してわかった視点の両方を持っています。これはライターとして大きな財産だと思っています。」
日光で暮らす魅力は?
「観光地としてのイメージももちろんありますが、暮らすとまた違う良さが見えてきます。
まず、都会へのアクセスの良さ。行こうと思えばすぐ行ける距離で、それでいて戻ってくると一気に空気が変わる。オン・オフが自然に切り替わります。
そして水と食材。これは本当に大きいです。水が美味しいので、お米・野菜・果物・豚肉と全部本当に美味しい。100%地元産で食卓を揃えると、体が元気になっていく感覚があるんです。食の豊かさは生活の豊かさに直結するなと実感しています。
市民料金で入れる温泉が多いのも魅力で、300円で入れる場所もあります。“整える環境が生活圏内にある” というのは、精神的にもすごく大きいです。」
関係人口を増やす視点で、日光の課題はどこだと思いますか?
谷澤さん課題がないわけではありません。
「日光には、デスクワークの仕事が多くないので、宇都宮の方に流れてしまう人が多いです。また、大学もないので、専門的な人材が育ちにくい面もあります。仕事がないわけではないんです。ただ“選べるほど多いわけではない”というのが現状だと思います。
でも、日光では新しい動きもどんどん生まれています。たとえば、日光産のお香を海外へ輸出し大きな成果を上げている企業があったり、フランスで腕を磨いたシェフが地元事業者と連携してマルシェを積極的に開催したり。
さらに、海外留学の経験をいかしてUターンし、キャンプ場の中にコワーキングスペースを立ち上げるなど、新しいビジネスに挑戦する方もいらっしゃいます。
“まだ知られていない日光発の価値”は本当にたくさんあります。それが可視化されて、多くの人に届いたら、日光はどんどん面白くなると思います。」
日光に来てほしいのは、どんな人?



特別なスキルや肩書きがある必要はありません。“日光を好きになってくれる人”が一番です。
「その上で、柔軟に変化に対応できる人、多様性の中から自分でチャンスを見つけられる人とは相性が良いと感じます。逆に、寒さがすごく苦手な人とか、都会中心のライフスタイルを求めたい人は、少しギャップを感じるかもしれません。」
日光への移住を考えている人に向けて、メッセージをお願いします。
「興味があるなら、とりあえず一度、日光に来てみてほしいです。観光でも、イベントでも、関係案内所に来るのでも何でも大丈夫です。」


「日光は本当に“機会にあふれている土地”だと思っています。日光での暮らし・働き方を一言で表すなら『多様性』。
いろんな価値観・働き方の人がいて、その中にはすでにたくさんのチャンスがあります。
それに気づき、自分のペースでつかみに行ける人にとって、日光はきっと“人生を変える場所”になります。」
谷澤さんがおっしゃるように、すでに日光の中には、沢山のチャンスが存在しています。それに気づき、つかみにいける人にとって、日光は間違いなく“人生を変える場所”になるはずです。
皆さんも日光で、新たなチャレンジを始めてみませんか?











