【日光・関係人口特集】“好き”という気持ちを起点に、日光と関わり続けるという選択【サユリ=ミナヅキ(日光江戸村特化Vtuber)】

サユリさん

一言で表すと、日光ご当地VTuberです。

そう語るサユリ=ミナヅキさんは、自らを「日光江戸村特化Vtuber」と位置づけ、SNSを中心に日光の魅力を発信されています。横浜に住んでおり、もともと日光に深い縁があったわけではありませんが、あえて“外から来た立場”であることを強みとし、初めて日光に触れる人の目線を大切に活動を続けてこられました

本記事では、スマートワークライフ#Nikko(通称:スマ日)のJHが、サユリ=ミナヅキさんにお話を伺い、その活動の背景や日光への想いを紐解いていきます。

目次

日光ご当地VTuberとしての現在地

日光ご当地Vtuberサユリ=ミナヅキさん

VTuber活動の始まりは、偶然から

VTuberとしての活動歴は7年。始まりは、非常に個人的でささやかなきっかけでした。

「友人が趣味でVTuber用の3Dモデルを制作していて、『せっかくなら使って活動してみないか』と声をかけられたのがきっかけです。深く考えずに、まずはやってみようと思いました。」

当初は特定の地域を意識した活動ではありませんでしたが、活動を続ける中で「自分が心から好きなもの」を発信したいという気持ちが強くなっていったといいます。

日光での活動の原点は、ひとつの場所から

サユリさんと日光との最初の出会いは、約10年前。
高校時代の同級生と訪れた「江戸ワンダーランド 日光江戸村」でした。

「私たちは全員、学生時代に演劇部に所属していて、演劇や表現がとても好きでした。江戸ワンダーランド 日光江戸村の演劇やパフォーマンス、特に『大忍者劇場』や『花魁道中』に強く惹かれました。」

その体験が印象深く心に残り、以降、何度も日光を訪れるようになりました。

「この場所を、もっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。そのためには、まず“日光”という土地自体を知ってもらう必要があると感じたのです。」

こうして、「日光江戸村特化Vtuber」という活動の軸が定まりました。

江戸ワンダーランド 日光江戸村とサユリ=ミナヅキさん

発信者として感じた不安と、つながりの広がり

一方で、発信を始めた当初は不安も大きかったといいます。

「日光出身ではありませんし、発信者として名乗る以上、どこから情報を得ればよいのか分からない部分もありました。限られた情報の中で、本当に正しく伝えられているのか、不安は常にありました。」

そうした中で、活動を続けるうちに、少しずつ日光との接点が広がっていきました。現地に足を運び、人と出会い、体験を重ねる中で、自身の中に“語れる実感”が積み重なっていったといいます。

その流れの中で参加するようになったのが、スマートワークライフ#Nikkoの「うず・うずカイギ in Nikko」でした。

「うず・うずカイギを通じて、日光で活動されている方々と直接お話しする機会が増えました。そこから人脈が広がり、情報の幅も自然と広がっていきました。今は、そこで得た情報を自分なりに整理し、丁寧に発信することを心がけています。」

さらに現在は、VR空間を活用したオンラインイベント「日光おゆかり喫茶」を自主的に開催しています。

日光おゆかり喫茶の様子

日光をテーマにした仮想空間で参加者が語り合うこの場には、毎回4〜5名ほどが集まり、規模は小さいながらも、日光に関心を持つ人同士が緩やかにつながる、静かで確かな交流の場となっています。

サユリ=ミナヅキさんが立ち上げたコミュニティ

「好き」が暮らし方を変えていく

現在、サユリさんは月に1度のペースで日光を訪れています。

「特に鬼怒川の温泉が好きで、キャンプや車中泊などのアクティビティもしやすいです。日光に来ると、不思議と里帰りをしているような感覚になります。今では“心の故郷”のように感じています。」

その想いは行動にも表れています。
日光に通いやすい生活を実現するため、これまで従事していたマンション管理業務を離れ、新しい働き方を目指してジョブトレーニングを受講中です。

サユリさん

それくらい、日光に移住したいという気持ちが強くなっています。

日光の魅力と、発信者として感じる課題

サユリさんが感じる日光の魅力は、観光資源の多様さにあります。

「歴史に注目されがちですが、実際には体験型の魅力がとても多い場所だと思います。SL大樹やわたらせ渓谷鐵道など、非日常を味わえる体験が豊富です。」

一方で、課題も明確です。

「冬の寒さはやはり厳しいですし、市域が広いため、ネット上ではどうしても一般的な情報が中心になってしまいます。より細かな情報を伝えるメディアも不足していると思います」

だからこそ、自身の立場から貢献できる余地があると考えています。

これから挑戦していきたいこと

今後について尋ねると、慎重に言葉を選びながら次のように語ってくださいました。

「まだ構想段階ですが、空き家を活用した活動などの新しい事業にも関わってみたいと考えています。また、『日光おゆかり喫茶』を発展させて、リアルとバーチャルをつなぐ場をつくっていきたいです。」

最後に、日光を知ろうとしている方へのメッセージ

日光を、まず知っていただきたいです。人それぞれ興味の対象は違うと思いますが、日光には本当にさまざまな魅力があります。ですので、まずは“知ること”から始めていただけたら嬉しいです。

VTuberという新しい表現手法を通じて、地域と関わり続けるサユリ=ミナヅキさん。
その姿は、スマートワークライフ#Nikkoが目指す「二拠点で活躍する関係人口」のひとつのカタチとなって
います。

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