【日光で活躍する人】中村 容(ライト・キャリア・ガーデン 代表)

つながりが未来をひらく―日光発 キャリアと地域の新しい形

中村 容Yo Nakamura

ライト・キャリア・ガーデン 代表

まずは自己紹介をお願いします。

こんにちは、ライトキャリアガーデンの代表を務めています中村です。私たちの活動は、人生100年時代を豊かに生きるためにはどうすればいいのか、そんなテーマをみんなで一緒に考えるセミナーやイベントを開催することです。これを通じて、地域や個人にとって新しい気づきやつながりを提供したいと思っています。

宮城県出身。妻と高校生の娘、柴犬1匹と鎌倉に暮らすキャリア・コンサルタント。ライト・キャリア・ガーデン代表。本業は大学職員。
大学卒業後、CATV放送局で地域情報番組の制作に5年間従事。その後、大学事務局へ転職。配属された部署で就職支援業務に携わったのをきっかけにキャリア支援のシゴトにはまる。50歳を迎える頃、それまでの生活で「やりがい」「働きがい」を職場に依存した人生だったことに気づく。現在はプライベートな時間をつかって、ライフ・キャリアデザインを支援する仕組みづくり、場づくりを目指して地域でパラレルキャリアを実践中。

ライトキャリアガーデンの活動について教えてください。

私たちは埼玉や神奈川に拠点を持つメンバーが中心ですが、日光には初期から関わらせていただいています。驚くほど温かく受け入れていただき、まるで地元の人になったかのような感覚で活動をスタートできました。現在は活動2年目に入り、より一層、「地元の方々にも気軽に参加してもらいたい」という目標を掲げています。

地元の方々の参加について、どのような課題を感じていますか?

これまで外からワーケーション的に訪れる方たちにはご興味を持っていただける一方で、地元の方々にもう少し関心を持っていただきたいと感じています。ただ、「これって本当に地元の方々に必要とされているのかな?」と悩むこともありますね。でも、私は地元の方々の中にもニーズがあると信じています。

その課題に対して、今どのように取り組んでいますか?

私たちが取り組む内容が、少し敷居が高く見えてしまっているのかもしれません。ですが、本当は誰でも気軽に参加できる場を目指しています。実際に参加してみると、自分の中で「こんなことをやりたかったんだ」と気づくきっかけになったり、地元のために自分ができることに目を向けられたりするんです。そんな気づきの場を、これからも提供していきたいと思っています。

最後に、日光や地域の皆さんに伝えたいことはありますか?

少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度遊びに来てください。私たちの活動は、特定の人たちだけの集まりではありません。一緒に活動する中で、新しい気づきやアイデアが生まれることを大切にしています。日光の地元の皆さんと一緒に、より豊かな未来を作っていけたら嬉しいです。

今回のインタビューより、人と地域の可能性を広げる中村さんの熱い想いと行動力を感じることができました。これからのライトキャリアガーデンの活動に注目していきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!